2012年9月20日木曜日

iPhone 5とLTEとテザリング・・・

さて、いよいよ明日発売となるiPhone 5
auに続き、直前にSoftBankからもiPhone 5のテザリング対応の発表がされました。
ここへ来て急激に話題になり始めた“LTE”や“テザリング”と云う言葉。
なんかイマイチ分かったような分からないような・・・
と云う方々のために簡単に解説してみたいと思います。

LTE Long Term Evolution(ロング・ターム・エボリューション)
詳細は上記リンクを参照して頂くとして、簡単に説明すると次世代携帯電話(4G)までの繋ぎ(3.9G(3.9世代携帯電話)とも言われる)で、データー通信のみ高速で行う技術です。
つまりネット関係の処理や表示が速くなると云うことです。
スピードは50〜100Mbpsなので、光ファイバー回線と同等と思って頂ければわかりやすいかもしれません。
通常の音声通信は従来の3G回線を使って行いますので音声品質は今までと変わりません。
※docomoのクロッシー(Xi:商品名)も同じ技術と思っていいでしょう。

テザリング(tethering)
iPhoneなどのスマートフォンをWi-Fiルーターの様に使用出来る技術で、複数台のパソコンやWi-Fi対応ゲーム機等をインターネットに接続させる方法です。
従来のiPhone(一部の携帯電話)でも可能でしたが、テザリングを解禁するとなると当然ながらトラフィック(データー通信量)が増大し、むやみに開放すると音声通話品質にも影響が出てくるので、auやSoftBankはスマートフォンでの解禁はしていませんでした。

さて、ここで、注意していただきたいのがiPhone 5のLTEは2.1GHz帯を使用するということ。つまりキャリア側にも2.1GHz帯のLTE対応基地局が整備されていないとLTEの恩恵が授かれないと云う事です。
またiPhone 5はLTEでのみテザリングを解禁するので、LTE対応基地局が無いとテザリングは出来ない事になります。
ですので注意して頂きたいのがiPhone 5で快適にデーター通信したい、あるいはWi-Fiルーターを持ち歩く事無く“どこででも”テザリングしたいと思われてる方々です。
近くにLTE対応基地局が無いとテザリングは出来ないと云うことです。

現在SoftBankもauも正確なLTE基地局数や場所は発表していません。
一応対応マップは発表していますが、実際の所はやってみなければ分からないというのが実情かと思います。

iPhone 5の価格体系はSoftBankauともにほぼ互角だと思います。
ザックリ言うと、今までのiPhone使用料より月額1,000円ほど高くなると云う事ですね。

さて、iPhone 5が気になるあなた、、、、
どうしますか?

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