2013年7月31日水曜日

BOSEのCDレシーバーアンプPLS-1410のピックアップ交換記

BOSEの10数年程前のCDレシーバーアンプPLS-1410が古い機種にありがちなCDを再生出来ない(読み込まない)という状態になりました。
トレイが閉まってCDを読み込もうとしている時に、ボディ側面をバンバン叩いているとやっと読み込んでくれるという状態でした(^^;;
一度分解して直接ピックアップのレンズを掃除してみましたが状態は変わりません。
メーカーではサポート終了と言うことで修理を受け付けてくれません(T.T)
ドライブのモーターも怪しいのですが、定番としてはCDを読み込むピックップの寿命だと思います。
ネットでようやくこの機種のピックアップを見つけたので交換してみました。
送料込みで4,000円弱で入手出来ましたので直れば安いものです。

分解する前にCDトレイを出しておきます
ここ重要です。そのワケはのちほど・・・
この機種はメインの電源SWが無いのでトレイが出ている状態でコンセントを抜きます。


次にフロントベゼルを取り外します。


ベゼル下部だけを手前に引っ張れば外れます。

←フロント側

まずはボディパネルを開けます。
パネルの開け方が分からないと云う方はこれ以上の作業は難しいと思いますので、諦めるか、ヤフオクなどでジャンク品をゲットしてそちらで練習しましょう(^^;;

↑フロント側

コネクターを外して一番上の基盤を外します。
基板上のコネクターが外れにくい場合は無理せずに反対側のコネクターを外します。
この基盤のネジは左上の一本だけで、あとは左下、右上、右下の三箇所は白いプラスチックのピンで固定されていますので、ラジペンで摘んで外します。
赤矢印のコネクターは下の基盤との接合コネクターになっているので、最後に真上に引き上げて外します。

↑フロント側

二番目の基盤です。
左側にある黒いフラットケーブル基板側のコネクターを外しにくかったので無理せずに赤矢印の左サイドの基板側のコネクターを外しました。
こちらの基盤は6個のネジで固定されています。
左上は上基盤固定用の長い六角ボルトになっていますが、これも外します。
他のネジも種類(ピッチ)が違いますので組む時は間違わないようにします。


2枚の基盤を外すと4つのネジで固定されているCDドライブにアクセス出来ます。
この時トレイが開いていないと4つのネジを外せないのでトレイを開けておくわけです。
レンズは青矢印の位置にあるので綿棒で簡単に掃除出来ます。
レンズのクリーニングだけで調子よくなる場合もありますね。


トレイベルトの交換は簡単です。


ピックアップがセットされているユニットを外します。
緑の矢印の位置のツメを外側に開いて上に持ち上げるとフリーになります。


緑矢印のネジを外し赤矢印のスライドレールを外します。


スライドレールを外してこの様な感じでピックアップを外します。


新旧ピックアップ比較。赤丸の部分を注目。
ショート事故防止のために新しいピックアップにはハンダがもって有ります。
このハンダを除去し基板上の端子をむき出しにします。
緑矢印はレーザーの調整用ボリュームです。
これを時計回りに1〜2度位回すと復活することがあります。
お金を掛けたくない、ピックアップを入手できない場合は試してみる価値はあります。


ピックアップをセットするときにスライドキアやフレーム側にグリスを塗布しときます。


ユニットを戻す時はユニットのボッチを緑矢印のところに入れて押し込みます。
青矢印の所をスライドさせるとトレイの開閉が出来ます。
つまりこちらは裏側になるので分解剃る前にトレイを開けておかないとドライブが取り出せないワケです。
あとは逆の手順で組んでいきます。
まあ、1〜2個のネジが余っても問題ありませんが、くれぐれもコネクターの挿し忘れは無いように・・・(^^;;


案の定ピックアップの故障でした。
スムーズに読み込みと再生が出来るようになりました。

2013年7月20日土曜日

iPhone 4Sカメラが壊れたぁ〜(^^;; のでバラして交換です!

iPhone 4Sのメイン(バック)カメラが壊れた様です。


カメラを起ちあげてもこのまま反応しなくなりました。
ソフト的な問題かと思い一応レストアしてみましたが症状は変わらず。
フロントカメラは正常なのが確認出来たので多分バックカメラのみが壊れたのではと推測。
家の中で何回か落っことしていたのでそのせいか(^^;;?
4S用カメラはヤフオクやアマゾンで数千円で売っているので早速調達し交換してみました。


使った道具たち。
精密のプラスドライバーは極小ネジをキャッチできる磁気タイプが吉です。

内部にアクセスするにはドックコネクター両脇のネジを外す所から始まります。
SIMカードも念の為に外しておきます。



4の時は普通のプラスネジだったのが、 4Sからご覧の様なかなり特殊なネジになったので専用のドライバーが必要になります。こちらもオクでゲット出来ます。


外したネジ。かなり小さいですがそれでもこのネジは一番大きなサイズかと思います。


ドッグコネクター両脇にある特殊ネジを外したら僅かに上方向にずらすと裏蓋が外れます。


カメラの交換だけなので6箇所のネジを外します。


念のためバッテリーを外します。ネジ2本を外してバッテリーコネクターをフリーにします。


このようなプラスティックの部品起こしがあると万全です。
矢印の部品を無くさないように・・・


バッテリーは両面テープで接着されているので部品起こしでバッテリーを剥がします。


その後半透明のタブを引っ張ればバッテリーはフリーになります。


次にカメラ部基盤を覆っている金属製のカバーを外します。
4箇所のネジなんですが、それぞれサイズが違います。組むときに合わない時はムリにねじ込まないよう気をつけます。


外した小ネジ。ゴマ粒より小さいです。


カバーはネジを外すとフリーになりますが、緑矢印の部分がコの字なっているので赤矢印のフィルムケーブルを切らないよう注意して外します。


 この様になってます。


カバーを外したところ。矢印がカメラ部のコネクターになります。


カメラを外すとパッキンが置いてあるので無くさないように・・・


外したカメラ部裏にはスポンジ状のクッションが貼り付けてあります。
新品には無かったので剥がして使いまわそうかと思ったら剥がれなかったのでクッション無しでセットしました。


外したネジやパーツは無くさないよう何か容器に入れておきます。
組む時はこれらの小さなネジをセットするのに磁気ドライバーが便利です。

逆手順で組み上げて無事直りました ホッ(^o^)っ

※真似する場合はくれぐれも自己責任でお願いしますm(_"_)m※